大会実行委員 紹介

 

 

大賀 幹夫

大会の意義は、トップページに書きましたが、その背景について、ここでご説明させて頂きます。

 

本大会は、日本人のムンジアル黒帯世界王者を誕生させよう、という目的で開始しました。
日本人の世界王者が誕生することが、競技者に夢を与え、愛好者人口が増え、業界が大きくなることに、大きく寄与すると大賀は信じているからです。

現在、柔術の愛好者数の増加が頭打ちになってきているように感じられます。
昔からこの競技をやっている第一世代は、道場経営でなんとか食べていけていますが、
その下の世代が道場を新しく出す、ということが難しくなってきています。

下の世代の方々もこの競技で生計を立てられるような環境を整えることは、第一世代の義務である、
と考えていることが、今回、大賀がこのような大会を開くに当たっての動機にもなっております。



また、トップ選手にお金が回るシステムも作りたい、という思いもありました。

大賀はこの試みをルースター級で始めましたが、このようなことを一度やれれば、
他に志を同じくする方々が、似たようなシステムや、それ以上の仕組みを作り上げて、
ライトフェザーやフェザー級の選手もサポートできるようになるかもしれません。
また、金額も300万円程度になれば、節約すれば一年くらいは
ブラジルで練習に専念できる環境を手に入れるようになる可能性があります。

そのように状況を変えていくことが、海外強豪選手との差を縮めて、
追い抜くことが可能になる方法だと考えています。

そして、それを実現するために、日本人が一丸となって世界王者を輩出することに協力しよう、
という機運を盛り上げることにも、本大会は大きく役立つはずです。


このような試みは、1、2回程度で効果が出るかは分かりません。
10年は続ける必要があるとも思っています。
(レスリングを例に取ると、1929年に早稲田大学柔道部がアメリカに遠征して敗れてから、
 日本人が初めて金メダルを取ったのは1952年。実に23年の年月がかかっています。
 ブラジリアン柔術で、中井祐樹選手がジアン・マチャドに敗れたのが1995年。
 現在は2013年ですから、18年経っています。
 柔術で金メダルを取るにも、あと5年程度必要なのかもしれません)

今回、初めにやる人間がいないと何も始まらないので、大賀が始めましたが、
この試みを1回で終わらせないために、この場を借りまして、皆様のご協力をいただきたいと考え、お願いさせていただきます。


例えるなら、石を転がしましたが、初めてなのと人数が少ないため、
やっとこさで小さな石を転がし始めたようなものです。
このままでは、程なく石は止まってしまいます。
一年半、この企画を進めてきましたが、

再び2回目も同じだけの力を割いてこの企画を続けていけ、と言われると

かなり難しいです。

本大会は、継続して行うことで日本柔術界の未来を大きく変える可能性がある、と大賀は信じています。
そのためには、皆様のお力が必要です。
本大会に対して、良いところは良い、悪いところがあったらここが悪い、という率直な声をお寄せいただくことが、
それに共鳴する方を呼び、本大会を支援していたける輪が広がっていくものと考えています。


以上、長文で失礼しました。なにとぞ今後とも本大会にご協力のほど、お願いいたします。

 

 

金井 孝行

【所属】

PGN東大和

 

【大会についての感想、他の人に伝えたいメッセージ】

練習しなければ強くなれない様に何もしなければ何も始まらない。
練習すれば必ず強くなるとは限らないが強い人は皆練習した人だ。
何もしなければ何も変わらないのだから
この活動を通して日本の柔術会を変えて行こうと思います。

 

 

 

松林 卓弘

【所属】

ねわざワールド宇都宮

 

【メッセージ】

単純にこの企画は面白い!と直感的に思ったことと、

自分のできる範囲で日本のブラジリアン柔術界に貢献できればという思いから、

今回の実行委員に手を挙げました。

当日、何かわからないことなどあれば、お気軽にお声がけください。

千保 卓也

【所属】

ねわざワールド調布

 

【メッセージ】

大賀さんのお声がけで参加いたしました。

選手の皆様が試合に集中できるように、応援に来て頂いた方が楽しめるように尽力いたします。

また、当日は、選手の皆様にインタビューさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

久間地 孝幸

【所属】

ねわざワールド匝瑳@ゲレイロ

 

【メッセージ】

第一回をお手伝いさせて頂ける事を光栄に思います。
スタッフとして出場選手、ご覧頂ける方、諸先輩方の少しでもお役に立てますよう努力いたします。